ダイエットで注目されている酵素とは何?身体への影響はどうなのか
商品のパッケージでよく見かける『酵素(こうそ)』とは何か?
買い物へ行くとよく見かけますよね。「野菜酵素」「生酵素」、果てには「酵素の力!」なんていう謳い文句まであります。
いや、ちょっと待てと。体に良いとは聞くけどそもそも酵素って何よ?と疑問をお持ちの方の為に分かりやすくまとめてみようと思います。
酵素が無いと人間は生きていけない
私達がいつも息を吸ったり、運動したり、食べ物を消化したり、血液を循環させたり、病原菌ウイルスと戦ったり、排泄をしたり、と当たり前に行っている全ての活動には酵素が関わっています。
酵素が不足するとどうなる?
私達の体から酵素が不足すると様々な症状を引き起こします。
- すぐに疲れる
- 頭が重い
- 肌が荒れる
- 冷え性になりやすい
- 便秘
- 眠れない
- 顔や足がむくむ
- 胃が痛くなる
などなど... これらの症状の経験がある方は酵素不足も視野にいれておいた方が良いでしょう。
酵素が入っている商品や食べ物
人間に取り入れる意外にも汚れを分解するためにも使われている酵素。私達にとっては非常に身近な存在なのです。
酵素の3大要素
酵素には大きく分けて3つに分類されます。
栄養の吸収を助ける『消化酵素』
私達はいつもご飯を食べますが、実はそれだけでは何も起きません。
この消化酵素の働きによって、初めて食べ物を分解・消化し栄養として体内に送り込まれるのです。
代謝酵素
消化酵素によって生成された栄養を実際に体の中で働かせる働きを持つのが代謝酵素です。 先ほども挙げたような呼吸、運動、肌のリカバリー、排泄、病原菌ウイルスとの戦い、といった人間にとって無くてはならない活動へ貢献しています。
これらの活動に絶対量必要なエネルギーを『基礎代謝』と呼んでいます。
食物酵素
食物酵素は生野菜、果物、発酵食品(納豆やヨーグルト)に含まれており、消化酵素と代謝酵素をサポートする影の立役者です。
例えば、消化の悪い食品(お肉、揚げ物、ジャンクフード)などを食べると、お腹が痛くなったり、腸の調子が悪くなったりしますよね。
この時、消化酵素が大量に使われ、代謝酵素の働きが間に合わなくなっているのです。
そういった時に消化酵素の使いすぎを防いでくれるのが食物酵素なのです。
焼き肉屋さんなどで、お肉といっしょに生野菜(キャベツなど)が出されるのは、生野菜に含まれている食物酵素も摂取する事で、胃の調子を保つ意味もあります。
まとめ
- 酵素は人間の活動に絶対必要なもの
- 3大要素があり、それぞれ大事な役割を持っている
- 消化酵素は効率の良い消化を助ける
- 代謝酵素は活動に必要なエネルギーを作る
- 食物酵素は消化酵素の使いすぎを防ぎ健康にする
酵素がどれだけ私達と身近な存在で、無くてはならないものかを分かっていただけたら幸いです(´~`) /
ちなみに、加熱すると殆どの酵素は破壊されてしまうので、酵素を摂りたい人は焼き肉屋さんで出されたキャベツは生で食べましょう(笑)